会社設立のデメリット

個人事業でひっそり事業を小規模に行う場合、会社は不都合が多いです。ではどの程度ひっそりなら個人事業のままが良いでしょうか？個人事業で年間利益が400万円程度（月間利益が33万～35万円程度）以下で推移するなら、個人事業のままでよいでしょう。

会社設立のデメリットとしては次のような点が考えられます。
１．ランニングコスト
・赤字でも払わなければならない税金がある（年7万円の法人住民税（均等割り））
２．社会保険への加入が義務づけられている
・法人は社長一人でも給与発生で強制加入（従業員4人以下の個人事業なら社会保険加入は不用）
４．事務負担の増加
・法人税申告は税理士関与が必要になる（一般的な話）。
・会計処理及び法人税申告、社会保険や労働保険の手続が煩雑になる。
５．事業の廃止に費用がかかる
・会社の閉鎖登記（解散登記・精算決了時）は面倒（個人事業の廃止は比較的に簡単）。